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歴史的建造物保存改修 施工事例

保存建築に関する詳細はこちらをご覧ください。

京都市本庁舎

  • 歴史的・文化的価値のある本庁舎を保存・活用。
  • 窓形状を現代の技術で耐久性があるものに復元し、イメージを踏襲しながら一新。

     BEFORE 

    ■創建当時の意匠を忠実に再現改修部分のサッシ〈アルミ製〉 外観と既存サッシ〈スチール製〉の外観形状をディティールまで再現統一した

    赤枠:改修部分のサッシ(アルミ製)
     青枠:既存のサッシ(スチール製)

     AFTER 

    場所京都市中京区
    築年1927年 Ⅰ期(東館)、1931年 Ⅱ期(西館)
    ※ 現在の京都市庁舎は、昭和2年に本庁舎Ⅰ期(東館)が建設されたのを初め、
        昭和6年に本庁舎Ⅱ期(西館)が建設され、その後北庁舎の増築を経て
        工事前の姿に復元されています。
    竣工年2021年
    設計株式会社 日建設計
    施工大成・古瀬・吉村特定建設工事共同企業体

    九段会館テラス

    • 登録有形文化財建造物である旧九段会館の一部を保存し増築する工事で、保存部分の建具改修を実施。
    • カバー改修されていたアルミ建具を撤去し、創建時建具に対して新たにカバー工法で改修を行う。
    • 創建時の外観意匠に合わせた形状を、新規高性能カバーサッシに取り入れた事例。

       BEFORE 

       AFTER 

      場所東京都千代田区
      築年1934年
      竣工年2022年
      設計鹿島建設 株式会社
      施工鹿島建設 株式会社

      学校法人聖路加国際大学 聖ルカ礼拝堂

      • 歴史的価値を持つ創建時サッシ・ステンドグラスの劣化保護及び意匠保存を目的とし、現在の設計風圧力に耐えるよう、外部へ既存同意匠の保護スクリーンを設置。
      • 災害防止と意匠保存を兼ねた安全対策工事。
      • 外部保護スクリーンだが、内部からのステンドグラス眺望を損ねる事が無い様 新型専用設計。
      • 新規枠はR加工対応の最小枠としつつ強度保持・排水機構・断熱・結露対策効果と合わせ取付方法も検証し対応。

       BEFORE 

       AFTER 

      場所東京都中央区
      築年1936年
      竣工年2023年
      設計清水建設 株式会社
      施工清水建設 株式会社

      東京大学大講堂(安田講堂)

      • 講堂の耐震化、防災機能の強化及びバリアフリー化工事に伴う外装工事の更新。
      • 建設当時のスチールサッシの意匠を継承したまま、サッシの機能と美観の向上。
      • ペアガラスの採用による、断熱効果・冷房効果の向上。(主に執務室)
      • 既存枠を残してカバー工法による、復原および障子交換で更新。
      • 既存には無かった、設備用のスリットを設置。

       AFTER 

      居室スペース(アルミ製建具に更新)

       BEFORE 

       AFTER 

      居室スペース以外の共用部

       AFTER 

      場所東京都文京区
      築年1925年
      竣工年2014年
      設計東京大学キャンパス計画室(千葉 学)・同施設部  香山壽夫建築研究所
      施工清水建設 株式会社

      立教女学院高等学校

      • 内外観の保存を原則とし、建設当時の姿を可能な限り再現しつつ、より快適な室内環境をサッシの高性能化により実現することを目指しました。
      • 保存建築のため、既存スチール枠を残した 「無火気/ビス止め」 による施工時の安全性を考慮した新規アルミカバー工法で施工、建設当時のスチールサッシの意匠を継承したまま(化粧格子の再現)美観の向上。
      • ペアガラスの採用によりサッシの機能(断熱効果・冷房効果)も向上。

       BEFORE 

       AFTER 

      場所東京都杉並区
      築年1930年
      竣工年2021年
      設計株式会社 日建設計
      施工清水建設 株式会社

      御影公会堂

      • 築80年を超え、老朽化に対する修繕及びバリアフリー対応を目的とし、建物外観の殆どをそのままにリニューアル
      • 窓形状や内外装の特徴的なモールは現代の技術で耐久性があるものに復元し、イメージを踏襲しながら内外装を一新。
      • 2018年 国の登録有形文化財 登録

       BEFORE 

       AFTER 

      場所神戸市東灘区
      築年1933年
      竣工年2017年
      設計株式会社 昭和設計
      施工株式会社 山田工務店

      JPタワー

      保存部分である旧東京中央郵便局舎のタイル・窓の復原工事とカーテンウォール・節水トイレ、商業施設の特殊ガラス手摺まで、オフィス棟の高い快適性と環境負荷低減を両立させた。

       BEFORE 

       AFTER 

      場所東京都中央区
      築年1931年
      竣工年月2013年4月
      設計三菱地所設計 提携建築家 ヘルムート・ヤーン
      商業施設内装デザイン隈研吾建築都市設計事務所
      施工株式会社 大成建設株式会社

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      重要文化財 明治生命館

      • 特殊建具の修復・更生・再現⇒真鋳
      • 砲金製の引手、手掛け等特殊金属の再生
      • 上げ下げ窓の保存 ・ガラスの更新 ⇒ 破損防止対策

       AFTER 

      場所東京都中央区
      築年1934年
      竣工年2005年
      設計・施工株式会社 竹中工務店